こんなふうに思ったことはありませんか?
- 貯金は増えているけど、なぜか苦しい・・・
- お金を使うのが怖い
私も以前は「節約しなきゃ」「無駄遣いはダメ」という思い込みから、
- 光熱費をを極端に削ったり
- 旅行中でさえお金が気になって楽しめなかったり
- プレゼントや買い物も、いつも価格が優先
そんな生活を続けていたら、だんだん心が苦しくなっていきました。
さらに、夫にも節約を強要してしまい、お金のことでの喧嘩が増えてしまったことも・・・。
- 貯金は増えているのに、どうしてこんなに苦しいんだろう?
- 家族のために頑張っているはずなのに、私は何のために節約しているんだろう?
あるとき、ふとそんなふうに立ち止まったのです。
そこで気づいたのは、節約=我慢ではなく、今を楽しむためにお金を使うことも大切だということでした。
この記事でわかること
節約を頑張りすぎて苦しくなってしまった私が、
- お金使えない症候群になったきっかけ
- 節約しすぎて苦しくなった私の体験談
- お金使えない症候群から抜け出した5つの方法
- お金の罪悪感から解放された私の家計管理ルール
などを実体験をもとに、紹介しています。
「お金使えない症候群」のきっかけは、結婚と住宅ローンによる不安でした
結婚を機に、私たちは、「家は早めに買ったほうがいいよね」と何となくの理由で、マイホームを購入。

当時はお金の知識もなく、住宅ローンの重みなんて想像もしていませんでした・・・。
しかし、いざ暮らし始めると、
- 毎月の住宅ローンの返済額に驚き
- 一人暮らしの経験もなく、生活費の多さに驚き
- 専業主婦になったことで私の収入はゼロに
「こんなにお金ってかかるの?」という驚きと同時に、「私は稼いでないのに、こんなに使っていいのかな・・・」とだんだん不安が強くなっていきました。
そしていつの間にか「お金を使う=悪いこと」という思い込みが根づいてしまい、
本来必要な出費まで削ってしまうように。
気づけば、我慢ばかりの家計管理になっていました。
「節約しているのに苦しい・・・」それは”お金使えない症候群”のサインかも?
私は「節約=正しいこと」と信じて、このような過度な節約をしていました。
- 光熱費を極端にカット
- 旅行中もお金が気になって楽しめない
- 気持ちより価格を優先していた
- 気持ちよくプレゼントができない
- お金を使うたびに自己嫌悪
- 夫にも節約を強要してしまう
どれも「節約のつもり」でしたが、心はどんどん苦しくなっていました…。
これはあとから知ったのですが、こういった状態は「お金使えない症候群」とも呼ばれているそうです。
お金を使うことに強い罪悪感を抱いてしまい、日常の支出や自分へのご褒美、家族とのレジャーすら楽しめなくなる状態。節約や貯金を頑張りするあまり「お金を使う=悪」と感じてしまい、ストレスや自己否定につながってしまうこともあります。
①光熱費を極端に節約していた
- 電気代いくらかかるんだろう・・・?
- 私には収入がないんだから、
せめて支出だけでも減らさなきゃ・・・
そんな不安から、夫のいない日中のエアコンを我慢したり、照明を最小限にしたりなど、
心地よさよりも「出費を抑えること」を優先していました。
今思えば、体にも心にも良くない節約だったと思います。
②旅行中もお金が気になって楽しめない
せっかくの旅行なのに、
- 貯金が減るのが怖い
- これは浪費・・・? と
常に頭の中はお金のことばかり。
楽しいはずの時間も、心から楽しめませんでした。
③気持ちより価格を優先していた
「あれが食べたいな」「これが欲しいな」と思っても、いつも価格が判断基準に。
自分の気持ちより「安さ」を優先した選択ばかりで、満足度の低い支出が多くなっていました。
④気持ちよくプレゼントができない
大切な人に贈るプレゼント。
「こっちの方が喜んでくれそう」と思っても、つい価格を気にしてしまい安い方を選んでしまったり、喜んでくれそうな方を選んだとしても「お金が減ってしまった」と罪悪感を感じたり・・・。
しかし、大切な人に贈るプレゼントは浪費ではないですよね。
それすらも迷ってしまう自分が、当時はとても苦しかったです。
⑤お金を使うたびに自己嫌悪
お金を貯めることが最優先になっていた私は、お金を使うたびに「また使ってしまった」「これって本当に必要だった?」と自分を責めていました。
「気持ちよくお金が使えない自分が嫌だな」と思うことも増えて、どんどん心が疲れていきました。
⑥夫にも過度な節約を強要していた
一番つらかったのは、夫にも節約を強要していたことです。
「私も節約頑張っているんだから」「こんなにも我慢しているのだから」と家族のために一生懸命働いてくれている夫にも、過度な節約を押し付けてしまったり、せっかくの旅行も「お金が減るのが怖い」と楽しめなかったり、新婚なのに、お金のことで何度も喧嘩してしまったこともありしました。
今思えば、家族の幸せよりも「節約そのもの」が目的になってしまっていたのかもしれません。
それでもそばにいてくれた夫には、本当に感謝しています。
「節約しすぎが」心と暮らしに与える影響
私が紹介した6つのことだけではなく、
- ストレスが溜まる
- 心や体に負担がかかる
そんな節約はすべて、
「過度な節約」だと思います。
私自身、このような過度な節約ばかりしすぎて、このような影響が出ていました。
- 精神的なストレスが増える
- 人間関係かぎくしゃくする(家族や友達)
- 暮らしの満足度が下がる
- 節約が目的になってしまう
節約は本来、今と未来を豊かにするための手段のはず。
しかし、それが心や人間関係、暮らしの質を下げてしまうなら本末転倒です。
節約は決して悪いことではありませんが、
節約で苦しいと感じたら、それは「やり方を変えるサイン」かもしれません。
無理をして体調を崩してしまえば、節約して浮かせたお金以上に、治療費や心の疲れが方大きくなってしまうことも。
次の章では、私が「お金を使うのが怖い状態」からどう抜け出したのか、心がラクになった5つのことを紹介します。
「お金使えない症候群」から抜け出すために私がした5つのこと
節約しすぎて「お金を使うのが怖い・・・」と思っていた私。
そこから抜け出すために、実際にやった5つのことを紹介します。
①家計簿と生活を見直す
「とにかく支出を減らさなきゃ」と思っていた私ですが、家計簿や生活を見直したことで、必要な支出まで削っていたことに気づきました。
例えば、エアコンやテレビなどを我慢しすぎたり、栄養バランスよりも安さを優先していたりなど、節約が目的になりすぎて、生活の質が下がっていたことに気づきました。
②正しい家計管理を学び直す
自己流のやり方だけでは限界があると感じ、一から家計管理やお金の知識を学び直しました。
まずは、FP2級の資格取得を目指し、勉強をスタート✍🏻
特に学んでよかったのは「社会保険の仕組み」。
例えば、病気や失業をしたときも一定の保障があることなど「知らないからこそ不安だったんだ」と気づき、少しずつ心がラクになっていきました。


③夫とお金の価値観を話し合う
以前は、私の考え方を一方的に押し付けていましたが、夫とお金の使い方や貯め方について話すようになりました。
例えば、
- どこにお金を使いたいか
- 節約してもいい部分・したくない部分
- 何のためにお金を貯めるか など
こうして価値観を共有できたことで、二人で目標に向かって進んでいる感覚が持てるように。
前より、お金で喧嘩することも減ったような気がします。
④何のために貯めるのか目的を明確にする
以前の私は、
- なんとなく不安だから
- お金を減らしたくないから
と曖昧な理由でお金を貯めていました。
でも今は、
- 家族旅行
- 子供の教育費
- 車の買い替え
- 住宅ローンの早期完済 など
具体的な目的をもって貯金するようにしています。
そうすることで、
- これは必要な支出だな
- これは将来のために今は我慢しよう
といった判断ががしやすくなりました。



家族旅行も心から楽しめるようになったし、車も一括で購入できました🤍♩
お金は我慢のためじゃなく、未来の楽しみのためにあるんですね。
⑤使ってもいいお金を、あらかじめ予算に入れる
一番効果があったのは、「使ってもいいお金を最初から予算に入れる」という考え方。
お金を使う=悪だと思っていた私が、この方法を取り入れたことで、お金を使う練習ができるようになりました。
とはいえ「いきなり使ってOK」と言われても、不安な人も多いですよね・・・。
そんな時に、おすすめなのが、
やりくり費①で余った分
使ってもいいお金としてプチ貯金この方法なら、元々使う予定だったお金なので、
- 罪悪感なく使える
- 予算の範囲内だから安心
- 無理なく楽しめる
などのメリットが🫶🏻!



私はこのお金で、焼肉に行ったり、ガチャガチャを楽しんだり、プチ旅行に行きました🥰
使うことに慣れていくうちに「これは浪費じゃなく必要な支出だな」と自然に思えるようになりました。
▼やりくり費①についてはこちらで紹介しています。
以上が、お金使えない私から抜け出すためにやったことになります。
これらを意識したことで、
お金は「今」と「未来」を笑顔にするために使うものだと気づくことができました。
この考え方に切り替えたことで、心がすーっと軽くなったのを覚えています。
お金の罪悪感から解放された「ゆる家計管理ルール」
最後に、今の私が大切にしている家計管理のルールを紹介します。
- 家族が今も未来も笑顔でいられるために家計を整える
- 「お金を使う=悪」ではなく、必要なものには気持ちよく使う
- 節約=我慢ではなく、今と未来を大切にする手段と考える
- 貯金も大切だけど、「今の楽しみ」にもお金を使う
- 「使う」と「貯める」のバランス(メリハリ)を意識する
この5つのルールを意識するようになってから、「節約ってつらい・・・」という感覚が、軽くなりました。
家計管理も、心の余裕も、「続けられる形」に変えていくことが大事なんだなと気づけたのです。
私が得られた変化と成果
こうして、マイルールを整えていった結果・・・
- FP2級を取得(当時はFP3級からスタート)
- 年間200万円以上を達成
- 4年間で1000万円の貯金に成功
- 月の貯金率30%越えを無理なく継続中



少し遠回りはしましたが、あの時の経験があったからこそ、今の「心地いい家計管理スタイル」にたどりつけたと思っています🌼
「お金使えないストレス」で悩むあなたへ。過去の私から伝えたいこと
かつての私は「本当に必要かどうか」ではなく「お金が減るかどうか」を気にしていました。
節約は確かに大切です。
しかし、頑張りすぎて体調を崩したり、夫婦関係がギクシャクしたり・・・「これって、本当に幸せな節約なんだろうか?」と自分を責める日もありました。
そんな経験を経て、「お金を使うこと」と「お金を貯めること」はどちらも大切。片方だけでは、心のバランスは保てないということに、ようやく気づくことができました。
また、FPの勉強をして、家計の仕組みを知り「使ってもいいお金」をあらかじめ予算に入れるようにしたことで、お金の不安や罪悪感は、少しずつ和らいでいきました。
お金を使う事にも価値がある
例えば、
- 家族とのお出かけや旅行 かけがえのない思い出に
- 暑さを我慢せず冷房をつける
- 自分へのプチ旅行
節約は無理なく続けることが大切なので、自分にとって心地いいバランスを見つけながら、メリハリを持ち、無理のない家計管理や節約を見つけて続けていけたらと思っています。
お金の知識をつけたり、家計を少し見直してみたり、少しずつ気持ちを整えることで「お金を使うことが怖い」という気持ちから抜け出せます。



一緒に「頑張りすぎない貯め体質」を目指しましょう🫶🏻!
この記事が「節約つらい」「お金を使うのが怖い」という方に、少しでも届いたら嬉しいです。
「節約しすぎて苦しい・・・」その状態から抜け出せることは、きっとできます。
自分らしい、心地いい家計のバランスを見つけられますように(♡ᴗ͈ˬᴗ͈)
他にも無理なく貯め体質になる暮らしを発信しています💌
最後まで読んで頂きありがとうございました🌷
少しでも参考になれれば嬉しいです!
もし、この記事を気に入っていただけたら、
他の「貯め体質になる暮らし」の記事もぜひ、のぞいてもらえたら嬉しいです👀✨
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コメントやお問い合わせまでお気軽にどうぞ🌸
今日も家計管理、おつかれさまでした🌿✨
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