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節約をしすぎてお金が使えない?┊苦しい家計管理から抜け出した方法

「節約は良いこと」「頑張れば頑張るほど成果が出る」そう思って頑張っていましたが、いつの間にか「お金を使うのが怖い」とお金を使うことへの罪悪感を感じるようになっていました。

光熱費を削ったり、旅行中でもお金が気になり心から楽しめず「貯金が減ってしまった」と後悔したり、気持ちよりも価格で決めることが多く、夫にも節約を強要しお金のことで喧嘩も増えていました…

家族のために節約を頑張っているのに、貯金の残高は増えているのに、どうしてこんなに苦しいんだろう。

私はいったいなんのために節約をしているんだろう。

そう思い始めた頃、

・節約=我慢ではない
・お金を使う=悪ではない
・今を楽しむためにお金を使うことも大切

ということにようやく気付くことができました。

この記事では、お金を使えない自分に苦しんだ私が、

  • 苦しい家計管理や節約から抜け出す方法
  • お金を使うことにどう向き合うようになったのか
  • 今心がけていること

などを実体験をもとに、紹介しています。

目次

お金が使えなくなったきっかけ

当時の私たちはお金の知識がほとんどなく「家は早いうちに買った方がいいよね」と何となくの理由で、結婚と同時に、マイホームを購入しました。

でも、いざ暮らし始めると、住宅ローンの負担の大きさに驚きました。

さらに、私は一人暮らしの経験もなく「生活するだけでもこんなにお金がかかるんだ」と驚きの連続でした。

しかも結婚と同時に私は仕事を辞め専業主婦になり私自身の収入はゼロに。

多額の住宅ローンの返済に加え、自分には収入がないという劣等感からの不安と焦りで、「節約しなきゃ」「少しでも多く貯めなきゃ」と思うようになりました。

気づけば「お金を使うこと=悪いこと」と思い込んでしまい、

生活に必要なことまで我慢する「過度な節約」をするようになりました。

節約が苦しいと感じていた過度な節約

私がしていた過度な節約を紹介します。

私がしていた過度な節約
  • 光熱費を極端に節約
  • 旅行に行ってもお金を気にして楽しめない
  • 何でも価格で決めてしまう
  • 気持ちよくプレゼントができない
  • お金を使うたび自分を責めていた
  • 夫にも過度な節約を強要

光熱費を極端に節約

光熱費は、使った分がすぐにわからないお金なこともあり、使うたびに「今どれぐらいかかっているんだろう」「また上がってしまうかも」という不安から光熱費を極端に切り詰めていました。

特に夫が働いている日中は「私には収入がないから、せめて支出を減らさないと」と我慢することが多かったです。

また、エアコンを我慢したり照明を最小限にするなど健康や心地よさよりも「出費を抑えること」を優先にしていました

今思えば身体にも心にもよくない節約だったと思います。

旅行に行ってもお金を気にして楽しめない

旅行に行っても、貯金が減ってしまう不安が頭から離れず、せっかく楽しい時間なのに、ついお金のことばかり気にして心から楽しめていませんでした。

何でも価格で決めてしまう

「あれ食べたいな」「これが欲しい」と思っても、自分の気持ちより値段を優先して選んでしまうことが多かったです。

満足度の高い支出ができていませんでした。

気持ちよくプレゼントができない

大切な人に贈るプレゼントも「こっちの方が喜んでくれそうだな」と思っても、つい価格を気にしてしまい安い方を選んでしまったり、選んだとしても「お金が減ってしまった」と罪悪感を感じてしまうことも。

でも、大切な人に贈るプレゼントは浪費ではないですよね。それなのに、心から送ることすら迷ってしまう自分がいてとても辛かったことを覚えています。

お金を使うたび自分を責めていた

お金を貯めることが最優先になっていた私は、お金を使うたびに「また使ってしまった」と自分を責めていました。

「気持ちよくお金が使えない自分が嫌だな」と思うことも増えて、心がどんどん疲れていました。

夫にも過度な節約を強要

過度な節約が続く中で一番辛かったのは、夫にも負担をかけていたことです。

「私も節約頑張っているんだから」「こんなにも我慢しているのだから」と家族のために一生懸命働いてくれている夫にも、過度な節約を押し付けてしまったり、せっかくの旅行も「お金が減るのが怖い」と楽しめなかったり、新婚なのに、お金のことで何度も喧嘩してしまったこともありしました。

今振り返ると、本当に申し訳ないですし、それでも私のそばにいて支えてくれた夫には感謝しています。

また、紹介した6つに限らず、ストレスが溜まったり、心や体に負担がかかるような節約はすべて”過度な節約”だと私は思っています。

無理をして体調を崩してしまえば、節約して浮かせたお金以上に、治療費や心の疲れが方大きくなってしまうことも。

「もっと節約しなきゃ」と頑張っているのに、毎日がしんどい、楽しめない、そんな風に感じていたら、それはもう立派なサインかもしれません。

すず

私と同じように「お金を使うのが怖い」と感じ、過度な節約をしてしまう方は、これから紹介する方法で、一緒に少しずつ抜け出していきましょう🥰

お金使えない私から抜け出すためにしたこと

私が実際に行ったお金使えない私から抜け出すためにしたことを紹介します。

お金使えない私から抜け出すためにしたこと
  • 家計簿や生活を見直す
  • 正しい家計管理を学ぶ
  • 夫とお金について話し合う
  • 何のために貯めるかを明確にする
  • 使ってもいいお金をあらかじめ予算に入れる

家計簿や生活を見直す

今までは「とにかく支出を減らさなきゃ」と節約をしていましたが、改めて家計簿や生活を見返してみると、無理のある節約や必要な支出まで節約していたことに気づくことができました。

正しい家計管理を学ぶ

自己流のやり方だけでは限界があると感じ、家計管理やお金の知識をを一から学び直すことに。

FPの資格の勉強をし、今ではFP2級の資格を取得することができました。

特に学んでよかったと思うことは、社会保険の仕組みです。

もし病気やケガで働けなくなったり、仕事を失ったとしても、一定の保障があることが分かったことで、お金に対する不安が少し軽くなったのを覚えています。

「知らないからこそ、不安になる」不安を減らすためには、まずは学ぶことが大事だと感じました。

夫とお金について話し合う

お金が使えなかった頃は、一方的な私の価値観を基準に管理していましたが、夫とお金の価値観や将来のことを話し合うことに。

例えば「何にお金を使いたいか」「節約してもいいところ・したくないところ」「何のためにお金を貯めたいのか」などを話し合うことで、価値観のズレに気づいたり、目標を共有することで二人で頑張ることでモチベーションもUPにも繋がりました。

何のために貯めるかを明確にする

以前は、「将来が不安だから」「お金を減らしたくないから」などといった曖昧な理由でお金を貯めていましたが、今は「家族旅行」「○年後に車を買い替え」「将来の子供の教育費」「住宅ローンを早めに完済」など、貯める目的を明確にしています。

そうすることで、「これは必要な支出」「目標のために今は我慢する支出」などの判断がしやすくなりました。

また貯金は、将来のしたいことを叶える手段だということにも気づくことができました。

すず

貯める目的を明確にすることで、家族旅行も心から楽しめるようになりましたし、車の買替の費用も貯めて一括で購入することに成功しました✌🏻💓

使ってもいいお金をあらかじめ予算に入れる

お金を使う=悪だと思い込んでいた私が少しずつ変われたきっかけの一つが「使ってもいいお金をあらかじめ予算に入れること」でした。

予算の中なら使ってもOKと思うことで、お金を使う練習にもなります。

とはいえ、いきなり予算を増やして使うのは不安…という方も多いと思います。

そんな時におすすめの方法が、私の家計管理で使っている「やりくり費①」のやりくりで余った分を「使ってもいいお金」として貯金してその中で楽しむ方法です。

この方法なら、元々使う予定だったお金なので罪悪感も少なく、安心して使うことできるのでおすすめです。

すず

私は、この予算から焼肉を食べにいったり、ガチャガチャを回したり、プチ旅行を楽しんだりしています🥰

実際に、この方法を続けていくうちに「お金を使っても大丈夫」「これは必要な支出」と思えるようになり、少しずつ気持ちが楽になっていきました。

以上になります。

今まで「お金を使う=悪」「節約=我慢」だど思い込んでいましたが、今までの家計を見直したり、家計管理について学んだり、夫と話し合ったり、使う予算を入れることによって、お金は今と未来を笑顔にするために使うもの、節約はそのための手段だということに気づくことができました。

今の私の家計管理ルール

最後に私が今、大切にしている家計管理のルールはこちらです。

  • 家族が今も未来も笑顔でいられるために家計管理をする
  • 「お金を使う=悪」ではなく、必要なものには気持ちよく使う
  • 節約=我慢ではない、節約は今と未来を大切にするもの
  • 貯金も大切だけれど、今の楽しみにもお金を使う
  • “使う”と”貯める”のバランスを意識する(メリハリを持つ)

これらを意識することで、無理なく楽しく家計管理を続けることができています。

その結果、

・FP2級の取得(当時はFP3級)
・年間貯金200万円以上
・4年で1000万円の貯金に成功
・月の貯蓄率30%超えを継続

することができました。

すず

少し遠回りしてしまいましたが、あのときの経験があるからこそ今の自分があると思っています。

お金を使えないで悩む方へ

かつての私は、支出を減らすことばかりを考え「本当に必要か」より「お金が減るかどうか」ばかりを気にしていました。

節約は確かに大切ですが、節約しすぎて体調を崩したり、夫婦関係がギクシャクした過去を思い出すと、この経験を通して“使うこと”と”貯めること”は、どちらも大切であるということに気づけて良かったと思っています。

FPの資格を取得して、家計を学び直し「使ってもいいお金」を予算に組み込むことで、心に余裕ができ、夫婦関係も穏やかになり、今では年間200万円以上の貯金や毎月貯蓄率30%を無理なく維持することもできるようになりました。

また、以下のようにお金を使うことは、価値があるということも学ぶことができました。

・家族とのお出かけや旅行は、思い出という価値になる
・暑さを我慢せず冷房をつけることは、健康や快適さを守るための支出
・自分へのちょっとしたご褒美は、心を整える笑顔にする大切な時間

とはいえ、使うことばかりではなく節約も大切です。

節約は無理なく続けることが大切なので、自分にとって心地いいバランスを見つけながら、メリハリを持ち、無理のない家計管理や節約を見つけて続けていけたらと思っています。

この記事で、私と同じように「節約がつらい」「お金を使うのが怖い」と悩んでいる方の気持ちが少しでも軽くなりますように。

すず

お金の知識をつけたり、家計を見直したり、少しずつ気持ちを整えることで抜け出すことがきっとできます。
一緒に無理しすぎない貯め体質を目指しましょう🫶🏻!

貯め体質になる暮らしを発信しています


以上になります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

少しでも参考になれたら嬉しいです🐰🥕

何かご質問があればコメントやお問い合わせにてお待ちしております。

今も未来も笑顔になれるために 一緒に貯め体質になりましょ~🥰
今日も家計管理お疲れ様でした🫱🏻‍🫲🏻💓

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