- 胞状奇胎と診断されたけど、これからどうなるんだろう?
- hCGはちゃんと下がるのかな?
- 経過観察はいつまで続くの?
- また妊娠できる日はくるのかな?
私自身、胞状奇胎と診断されたときは、不安で毎日のように胞状奇胎についてネットで検索をしていました。
そんな中で、胞状奇胎を経験した方の体験談ブログに出会いました。
その記事を読んで「同じ経験をした人がいるんだ」「私だけじゃないんだ」と少し気持ちがラクになったことを今でも覚えています。
だから今度は、私の経験も誰かの役に立てたらと思い、この記事を書くことにしました。
私が胞状奇胎の可能性を告げられたのは、妊娠8週ごろのことです。
心拍確認のために受診した際、流産の可能性があると伝えられました。
さらにエコーには、通常の妊娠とは少し違う泡状の影が映っており「胞状奇胎の可能性がある」と説明を受けました。
血液検査でもhCGが約89,000という高い数値となり、その後、流産手術と病理検査を経て、部分胞状奇胎の疑いと診断されました。
胞状奇胎とは、妊娠によってできる胎盤の一部が異常に増殖してしまう病気です。経過観察が必要となり、場合によっては長期間の通院が必要になることもあります。
経過観察中には、一度hCGの数値が上昇して大学病院へ転院することになり「このまま抗がん剤治療になるのでは」と不安でいっぱいになった時期もありました。
それでも、その後hCGは再び下がり、術後約10週で陰性値となり、約8ヶ月の経過観察を経て妊娠許可をもらうことができました。
この記事では、
- 胞状奇胎と診断されてから妊娠許可が出るまでの経過
- 実際のhCGの数値の推移
- 経過観察や通院の流れ
- 当時の不安や気持ちの変化
を、私自身の体験をもとにまとめています。
もちろん、胞状奇胎の経過には個人差がありますが、今まさに不安な気持ちでこの記事を読んでいる方にとって「こんな経過をたどった人もいるんだ」と少しでも安心につながれば嬉しいです。
▼稽留流産手術についてはこちらの記事でまとめています。
胞状奇胎と診断された後に説明された2つのこと
胞状奇胎と診断されたあと、先生から今後についていくつかの説明を受けました。
その中でも特に印象に残っているのが、次の2つです。
どちらも当時の私にとっては、とても大きな話でした。
①妊活は最低半年お休みと言われた
先生から最初に伝えられたのは「妊活は最低半年はお休みしてくださいね」という言葉でした。
その理由は、経過観察中に妊娠するとhCGの数値が上昇するので、妊娠による上昇なのか、それとも胞状奇胎の再発なのか判断しにくくなってしまうから。
そのため、安全に経過を確認するためにも、一定期間の妊活はお休みしてくださいとのことでした。
私は当時、年齢のこともあり、正直なところ半年という期間に焦りを感じました。
「早くまた妊活を再開したい」そんな気持ちでいっぱいだったのを覚えています。
ただ、術後はホルモンバランスの影響なのか、生理周期が不安定になったり、不正出血が続いたりすることもありました。
②侵入奇胎や絨毛がんのリスクもゼロではない
正直なところ「hCGの数値が下がるのを待つだけ」だと思っていた頃は、気持ち的に乗り越えられるだろうと考えていました。
ですが先生から「侵入奇胎や絨毛がんになる可能性もあります」と説明を受けたときは、頭が真っ白になりました。
侵入奇胎とは、胞状奇胎の組織の一部が子宮の筋肉や血管の中に入り込んでしまう状態のこと。
※10~20%の確率で起こる。
絨毛がんとは、胎盤を作る組織が悪性化し、がん化してしまう病気。
※1~2%の確率で起こる。
どちらもhCGの数値が下がらなかったり、一度下がったあとに再び上昇した場合に疑われます。
先生からは「もし異常が見つかっても、早期発見して適切な治療を行えば治療できる病気ですよ」と説明を受けましたが、
それでも、抗がん剤治療が必要になる可能性があると聞いたときは、本当に怖かったです。
胞状奇胎の経過観察の流れ【私の場合】
胞状奇胎と診断されたあと、どのように経過観察を行うかは病院や先生によって異なると思います。
ここでは、私が実際に経験した経過観察の流れを紹介します。
これから経過観察が始まる方の参考になれば嬉しいです。
術後5週目まではクリニックで週1回の通院
手術後は、週に1回のペースでクリニックに通院し、血液検査でhCGの数値を確認していました。
ただ私が通っていたクリニックでは、その日に検査結果がわかるわけではなく、結果は次回の診察時に聞くという流れでした。
毎週の診察では「ちゃんと下がっているかな」と不安な気持ちで結果を待っていたのを覚えています。
hCGの数値が上がり、術後6週目から大学病院へ転院
術後5週目までは下がっていたhCGの数値ですが、5週目の検査結果で少し上昇していることがわかりました。
そのため、クリニックの先生から紹介状を書いてもらい、大学病院へ転院することになりました。
大学病院では、その日のうちに血液検査の結果が出るので、通院頻度は2週間に1回になりました。
検査結果をその場で聞くのは毎回緊張しましたが、通院回数が減ったことで、気持ち的には少しラクになったと思います。
術後5週目までにhCG1,000未満を目指す
胞状奇胎の経過観察では、単純にhCGが下がれば良いというわけではありません。
先生からは「術後5週目までにhCGが1,000を切ることがひとつの目安です」と説明を受けました。
また、
- 順調に下がっている場合は「順調型」
- 下がりが悪い場合や再上昇した場合は「非順調型」
として経過を見ていくとのことでした。
場合によっては、追加の治療や抗がん剤治療を検討するケースもあるそうです。
私はこの説明を聞いて「ただ待っているだけじゃないんだ」と初めて経過観察の意味を理解したのを覚えています。
治療薬はなく、hCGの数値が下がるのをただ待つしかない
胞状奇胎の経過観察中は、基本的に特別な治療薬はありません。
できることは「hCGの数値が自然に下がるのを見守ること」それだけでした。
数値が順調に下がるのか、それとも再び上がってしまうのか。
その結果によって今後の治療方針も変わるため、検査結果を聞く日は毎回とても緊張していました。
「もし数値が上がっていたらどうしよう・・・」そんな不安を抱えながら過ごした日も少なくありません。
先の見えない経過観察は、体だけではなく精神的にもつらかったです。
でも今振り返ると、経過観察の期間は決して無意味な時間ではなかったと思います。
その理由は、待つことも大切な治療のひとつだから。
私は途中でhCGが上昇する経験をしましたが、その後再び下がり始め、約8ヶ月後に妊娠許可をもらうことができました。
今まさに経過観察中の方も、不安な日々を過ごしているかもしれません。
ですが、同じように数値の変動を経験しながらも、無事に経過観察を終えた人もいることを、ひとつの体験談として知ってもらえたら嬉しいです。
私のhCGの推移を公開│陰性値になるまでの経過
経過観察中、私が一番気になったのがhCGの数値でした。
毎回の検査結果に一喜一憂しながら、
- 胞状奇胎 hCG 下がり方
- 胞状奇胎 hCG 上がった
- hCG いつ陰性になる
- 胞状奇胎 経過観察
などを毎日のように検索していたのを覚えています。
そこでここでは、私自身のhCGの推移を記録としてまとめました。
| 時期 | hCGの数値 |
|---|---|
| 稽留流産手術前 | 89,000 |
| 術後2週間後 | 401 |
| 術後3週間後 | 198 |
| 術後4週間後 | 52 |
| 術後5週間後 | 55(※3UP)大学病院へ |
| 術後6週間後 | 27(※生理再開後) |
| 術後8週間後 | 13 |
| 術後10週間後 | <2.3(※陰性値) |
| 術後12~30週 | <2.3(※以降ずっと陰性) |
| 術後31週間後 | <2.3(※妊娠許可) |
術後10週目で陰性値になりましたが、その後も経過観察は続き、最終的に妊娠許可が出たのは術後31週目でした。
なお、陰性値になったあとも0.01~0.1程度の変動が見られることもありましたが、先生からは、検査誤差の範囲内である可能性が高いとのことです。
一度数値が上がって、とても不安になった
術後2週間後の検査では、先生からは「すごく順調だね」と言われており、hCGの数値も順調に下がっていたため、私自身少し安心していました。
ところが、術後5週目の検査で、52だった数値が55へ上昇。
わずか3の上昇でしたが、そのときの私にはとても大きな出来事でした。
それまで、順調だと言われていたこともあり「再発なのかな」「抗がん剤治療になるのかな」と不安が一気に押し寄せてきました。
診察後は涙が止まらず、帰宅してからも何度も検索していたのを覚えています。
エコーで異物が見つかった
術後6週目、大学病院へ転院して最初の診察の日。
先生から「子宮の奥に異物が見えるかもしれない」と言われました。
その瞬間「また手術になるのかな」「抗がん剤治療が必要になるのかな」と不安でいっぱいになりました。
ただ、その日の血液検査ではhCGの数値が再び下がっていたため、すぐに治療を行うのではなく、しばらく様子を見ることになりました。
その後、再度エコー検査を受けたところ、異物は自然になくなっていたとのこと。
無事に消えていたと聞いたときは、本当に安心しました。
再度検査までの間に、生理中に黒い塊のようなものが出たことがありました。
もしかすると、それが異物だったのかもしれません。実際に先生からも「自然に排出されることもありますよ」と説明を受けていました。
もちろん本当のことは分かりませんが、結果的に異物がなくかっていたことに安心したのを覚えています。
もしあの異物が消えず、hCGの数値もまた上がっていたら、再手術(私の場合、子宮の奥にあるため、手術は避けたいと言われました)か場合によっては抗がん剤治療も検討と先生に言われていたので本当に下がってくれて良かったです。
hCGが上がっても再び下がることもある
経過観察中は、hCGの数値が少し変動しただけでも不安になりますよね。
私も、結果が出るたびに気持ちが大きく揺れていました。
実際に一度数値が上がったときは「このまま悪くなったらどうしよう」と夜眠れないほど不安でした。
でも、私の場合はその後再び数値が下がり、最終的には陰性値まで下がりました。
もちろん、すべての方が同じ経過をたどるわけではありません。
最終的な判断は先生と相談しながら進めていくことになると思います。
それでも「一度上がったからといって、必ず悪い結果になるわけではない」ということは、私自身の体験からお伝えしたいです。
もし今「hCGが少し上がってしまった」と不安な気持ちでこの記事を読んでいる方がいるとしたら「上がっても、また下がることもある」そんな体験例もあることを、ひとつの参考として知ってもらえたら嬉しいです。
胞状奇胎でよくある疑問に回答【実体験Q&A】
私自身、胞状奇胎と診断されてから毎日のように検索をしていました。
- 経過観察はいつまで続くの?
- hCGはいつ陰性になるの?
- 妊娠許可はいつ出るの?
そんあ不安や疑問を少しでも軽くできたらと思い、当時の私が気になっていたことをQ&A形式でまとめました。
まとめ│胞状奇胎と診断されて不安な方へ
胞状奇胎と診断された当時、私は毎日不安でいっぱいでした。
- hCGはちゃんと下がるのかな
- また数値が上がったらどうしよう
- 抗がん剤治療になったらどうしよう
そんなことばかり考えていました。
今でも定期的な経過観察は続いているため、不安が完全になくなったわけではありません。
それでも、あの頃に比べると少しずつ前を向けるようになったと感じています。
経過観察中は、気持ちの負担からなのか、
- 不正出血
- 胃痛
- 生理不順
- 白髪が増える
など、さまざな体の不調が気になることもありました。
また「他の婦人科の病気だったらどうしよう」という不安から、診察のたびに先生へ相談し、エコーで確認してもらうこともありました。
そんな経験をして強く感じたのは、病気の経過だけでなく、心のケアもとても大切だということです。
胞状奇胎と診断されたとき・手術を受けたとき・経過観察中のとき。どのタイミングでも、不安になることだと思います。
無理に前向きになろうとしなくても大丈夫。不安な日は不安なままでいいし、つらい日は少し休んでもいい。まずは、ご自身の心と体を大切にしてくださいね。
私自身、一度hCGが上昇したこともありましたが、その後再び下がり、最終的には妊娠許可をもらうことができました。
もちろん経過には個人差があります。
ですが「不安な毎日がずっと続くわけではない」ということは、ひとつの体験談としてお伝えしたいです。
この記事が、今まさに不安な気持ちを抱えている方の参考や安心につながれば嬉しいです。
ちなみに私は、X(旧Twitter)でも経過観察中の記録を残していました。
- hCGの数値の推移
- 経過観察中の症状
- 気持ちの浮き沈み
など、当時の私が知りたかったことを中心に発信していました。
もしよければ、そちらものぞいてみてくださいね🌸(@suzu_record)👇🏻
また「こんなことを聞いてみたい」「同じ経験をした人の話を聞きたい」ということがあれば、お気軽にメッセージいただけてら嬉しいです💌



最後まで読んで頂きありがとうございました🌷
少しでも参考になれれば嬉しいです!
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もし何かありましたら、コメントやお問い合わせまでお気軽ご連絡ください🌸
今日も家計管理、おつかれさまでした🌿✨













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