※本記事は妊娠・流産に関する内容です。苦手な方はこの記事は飛ばしてください。
私は、妊娠8週3日で稽留流産と診断され、日帰り手術を受けました。
「稽留流産手術って保険金の対象になるの?」と不安に思っていましたが、結果的に医療保険と会社の健康保険から給付金を受け取ることができました。
この記事では、
- 稽留流産の手術が保険金の対象になるのか
- 実際に私が受け取った保険金の内容
- 申請に必要な書類
- 健康保険の付加給付制度
などについて、私の実体験をもとにまとめています。
▼稽留流産の手術については、別記事でまとめています。
稽留流産の手術は保険金の対象になる?
まず、結論からお伝えすると、私が受けた稽留流産手術は、医療保険の給付対象でした。
最初は、私が加入している保険の、支払い対象外の欄に「妊娠・出産・流産による病気」と書かれていたので「対象外かも・・・」と思っていましたが、よく読んでみると、備考欄にこのような記載がありました。
公的医療保険の「治療給付」等の支払い対象となる妊娠・出産・早産または流産による病気を除く
「これはつまり、公的医療保険で治療とみなされていればOKといこと?」と思い、ダメ元で申請してみたら、無事に保険金が支払われました🥹✨
私が加入していた保険内容
私が加入していた保険の内容はこちら。
加入している保険 | 夫の会社の団体保険 |
---|---|
保険の種類 | 医療保障/がん保険/高度医療保障 |
月額保険料 | 約1,100円 |
加入の目的 | 必要最低限の備え |

あまり保険は加入したくない派でしたが、今回の経験で「最低限でも入っていて良かった」と感じました🌷
私が受け取れた保険金とその内訳
私が加入している医療保険では、手術に対して以下のような保障がありました。
入院1日あたり | 月額保険料によって異なる |
---|---|
入院中の手術(病気) | 入院1日あたりの保険金×20倍 |
入院以外の手術(病気) | 入院1日あたりの保険金×5倍 |
今回、私が受けた稽留流産の手術は「日帰り入院手術」だったので、「入院以外の手術になるのかな?」と思っていましたが、入院中の手術給付金として支払われました✨
ただし、病院の診療明細などで「外来扱い(通院)」とされている場合は、入院とは認められないそうです。
例えば、入院1日あたりの保険金が5000円の場合、
- 入院手術の場合:5000円×20倍+5000円=10.5万円
- 入院以外の手術の場合:5000円×5倍=2.5万円



同じ日帰り手術でも、入院かどうかによって、貰える保険金の額が大きく異なることがわかりました!
保険金の申請に必要だった書類
私が加入している医療保険の場合、申請に必要だったのはこの2点でした。
- 医療機関の領収書
- 診療報酬点数明細書
私はこの2点のみでしたが、保険会社によっては、診断書(有料)が必要になることもあるので、事前に確認をおすすめします。



私が調べたところ診断書の費用は4,000円~5,000円ほどかかるとのことで、診断書なしでOKだったのは助かりました🥹💗
稽留流産手術費用で企業の健康保険「付加給付金」を受け取れるケースがある
稽留流産の手術費用を支払ったあと、医療保険の保険金とは別に、
会社の健康保険から付加給付金を受け取れる場合のあります。
付加給付金が受け取れるかどうかは、会社が加入している保険組合によって異なるので、まずは会社方や健康保険組合のWebサイトで確認してみてください。
付加給付金とは?
付加給付金とは、会社の保険健康組合の独自制度で、入院などで医療機関の窓口負担額が高額となり、一定の金額を超えた場合、その差額が払い戻しされる制度のこと。
例えば、窓口負担額が3万円、一定金額が2.5万円の場合
3万円-2.5万円=5,000円還付されます。付加給付金を受け取るための条件・注意点
実際に私が利用したときの条件と注意点は次のとおりです👇🏻
- 複数の医療機関での合算ではなく各医療機関で一定金額を超えていること
- 月をまたいでの入院は、各月ごとに一定金額を超えていること
- 同じ病院で入院と外来が発生した場合は、それぞれが一定金額を超えていること
- 差額ベット代や食事代など保険適用外の費用は対象外
- 還付は受診した月から3ヶ月後に支給される
- 特別な手続きは原則不要(自動的に還付されることが多い)
条件や上限額は健康保険組合によって異なるため、事前に確認してみて下さい。
稽留流産手術の保険金まとめ
今回、私は日帰り入院で稽留流産の手術を受け、
- 医療保険から入院給付金と手術給付金
- 会社の保険組合から付加給付金
を受け取ることができ、自己負担額を大きく減らすことができます。
今回の内容を簡単にまとめると、以下の通りです。
- 稽留流産の手術費用は、条件を満たせば医療保険の手術給付金・入院給付金の対象になる
- 日帰り手術でも「入院扱い」になることがあり、給付額が変わる可能性あり
- 保険金申請には、領収書・診断報酬明細書・診断書(必要ないケースもあり)が必要
- 会社の健康保険組合の付加給付制度で、さらに医療費の一部が還付されることもある
保険金を申請する際は、まず保険会社に連絡して必要書類と申請手順を確認することで、スムーズに保険金を受け取ることができました。



さらに私は手術後に「部分胞状奇胎の疑い」と診断され、今後も治療や経過観察が必要となるので、保険金が受け取れて本当良かったです。
▼胞状奇胎についてはこちら
最後まで読んで頂きありがとうございました🌷
少しでも参考になれれば嬉しいです!
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今日も家計管理、おつかれさまでした🌿✨
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