
気づいたら今月も貯金できなかった…毎月貯金したいけどどうしたらいいの?



そんな時は「先取貯金」がおすすめ!
収入から支出を引いた残りを貯金するのではなく、先に貯金を確保してその残りのお金で生活をする先取貯金を取り入れることで、無理なく確実に貯金をすることができます。


収入-貯金=支出
この記事でわかること
無理なく続けるための貯金額の決め方
おすすめの貯金方法
最後まで読んで頂けたら嬉しいです🌼
先取貯金のメリット5選
私が思う先取貯金のメリット5選を紹介します。
- 確実に貯金ができる
- 使えるお金を把握できる
- 節約意識が高まる
- 貯金の習慣がつき自信にも繋がる
- 貯金の計画を立てやすい
確実に貯金ができる
先に貯金を確保するため「気づいたら使い切ってしまった…」ということがなくなり、確実に貯金ができるようになります。
使えるお金を把握できる
先に貯金額を確保するため、今月使えるお金を把握することができます。
節約意識が高まる
貯金額を引いた残りのお金で生活しようと心がけることで、自然と支出が抑えられ節約意識を高めることができます。
貯金の習慣がつき自信にも繋がる
先に貯金額をすることで、貯金の習慣がつき「自分は貯金ができる」という自信にも繋がります。
自信がつくことで貯金が楽しくなり「もっと貯めたい!」とモチベーションUPにも🥰
貯金の計画を立てやすい
毎月決まった金額を貯金することで、1年で貯まる貯金額が把握しやすくなります。
例)毎月5万円貯金する場合→年60万円先取貯金できる
先取貯金を始める前の注意点
先ほど紹介した通りメリットが多い先取貯金ですが、誤った方法で先取貯金を始めると「貯金が続かない」「貯金を使ってしまった」なんてことも少なくありません。
失敗を防ぐためにも、今から紹介する以下の注意点を意識してみてください。
- 貯金額を高く設定しすぎない
- 生活費と貯金を同じ口座で管理しない
貯金額を高く設定しすぎない
生活費ギリギリの金額で貯金額を設定すると、急な出費があったときに生活費が足りなくなり結局貯金を取り崩してしまうことに。
また、先に貯金額を確保する分、今までより自由に使える金額が減りストレスを感じてしまう可能性もあります。
そのため、無理のない金額から始めて数ヶ月試し、生活費に無理があれば減らし、余裕があれば増やすなどで自分いあった貯金額を見つけることがポイント。
その時にストレスを感じさせないためにも、娯楽や趣味に使える「自由なお金」も確保しておくことが大切です。
生活費と貯金額を同じ口座で管理しない
生活費と貯金額を同じ口座で管理すると、その残高が「使っていいお金なのか」「貯金するお金なのか」が分からなくなり、貯金するお金を誤って使ってしまう可能性もあります。
そのため、貯金用の口座を別で作成してくだい。
また、貯金用の口座を作成することで、その口座の残高を見れば一目で貯金額を把握することができるので管理もラクになります。



貯金額を把握することでモチベーションUPにも🫶🏻!
これらの注意点を理解したうえで、先取貯金を始めてみてください✨
無理なく続けるための貯金額の決め方
先取貯金のメリットや注意点が分かったら、実際に貯金する金額を決めていきましょう。
先取貯金額の理想額
先取貯金の金額は基本自由ですが、理想額は手取りの2割以上と言われています。
手取り | 貯金額 | 年間貯金額 |
---|---|---|
20万円 | 4万円~ | 48万円~ |
25万円 | 5万円~ | 60万円~ |
30万円 | 6万円~ | 72万円~ |
35万円 | 7万円~ | 84万円~ |
例えば、手取り30万円で毎月6万円貯金する場合、年に72万円貯金することが出来ます。
もし年に100万貯めたい場合、ボーナスで28万円補填すれば100万円貯めることができます!



2割以上は難しい…という方は、初めは「貯金ができた」という実績を作ることが大切なので少額から始めてOK!
先取貯金額の決め方
無理なく続けるためにも、以下の3つのステップにそって貯金額を決めていきましょう!
毎月の手取り収入や固定費、変動費などの支出を確認します。
毎月の支出を把握していない方は、最初は明細などを見ながらざっくりでも大丈夫です。
①で確認した、収入から支出を引いた金額が今貯金できる金額になります。
例:手取り30万/固定費15万/変動費10万の場合、5万円貯金できることが分かる
②で決めた金額を数ヶ月試してみて、生活に無理があれば減らし、余裕があれば増やすを繰り返すことで自分にあった貯金額を見つけることが出来ます。
また、子供が産まれた・転職した・給与が増えたなどのライフスタイルの変化があった場合も都度見直してみてください。



私は3万円から始めました!
先取り貯金の貯金方法4選
続いて「貯金額は決まったけどどう貯金していいか分からない」という方におすすめの先取り貯金の方法4選を紹介します。
- 財形貯蓄で貯める
- 自動積立定期預金で貯める
- 自分で貯金用口座に移して貯める
- つみたてNISAやiDeCoで増やす
財形貯蓄で貯める
財形貯蓄とは、勤務先に財形貯蓄制度があれば利用できる「給与天引き型の貯蓄制度」であり、給与やボーナスから自分で決めた金額が自動で引き落としされます。
財形貯蓄には3種類ある
一般財形貯蓄 | 財形住宅貯蓄 | 財形年金貯蓄 | |
---|---|---|---|
使用用途 | 自由 | 住宅関連 | 老後の年金 |
契約時の年齢 | なし | 55歳未満 | 55歳未満 |
積立期間 | 3年以上 | 5年以上 | 5年以上 |
非課税枠 | なし | あり | あり |
積立の期間は3~5年以上1と制限はありますが、給与やボーナスから天引きされることや、会社を通さないと引き出せないため、強制力が高い貯金方法になるます。
また、財形住宅貯蓄は住宅関連、財形年金貯蓄は老後の年金と使用用途が決められていますが、税制優遇があり元本550万までに対する利子が非課税になります。
大企業など一部の会社は、銀行の預金利率とは別に1~10%の利率を上乗せしてくれる会社もあるそうですが、上乗せがなければ、財形貯蓄の金利は期待できないです。
詳しくは、自分が勤めている会社にてご確認ください。
- 勤務先に制度がある方
- 強制的に貯金を貯めたい方
- リスクなく貯めたい方
- 住宅や老後のために貯めたい方
- 中・長期の貯金を貯めたい方
- 非課税制度を使いたい方
自動積立定期預金で貯める
銀行で専用の口座を作り、毎月指定した日に指定した口座から指定した金額を積立の口座に自動的に振り替える方法。(銀行によって、指定できる範囲の期間や金額は異なります)
また、作れる口座数は決められていますが、旅費や車関連費、税金など貯金の目的別に口座を作り目的別に貯めるのにも便利です。
例えば、1年後に旅行費で12万貯めたい場合、1ヶ月1万円積み立てれば1年後に12万貯めることができます。



普通預金に貯めるよりかは、金利がお得に◎
- 財形貯蓄制度がない方
- リスクなく貯めたい方
- 短・中期間の貯金を貯めたい方
- 会社管理ではなく自分のタイミングで管理したい方
自分で貯金用口座に移して貯める
給与が振り込まれたら、先取貯金額を引き出し、貯金用口座に自分で入金する方法。
- 生活防衛費などいつでも引き出せるお金を貯めたい方
- リスクなく貯めたい方
- 短・長期間の貯金を貯めたい方
つみたてNISAやiDeCoで増やす
また最近は、貯金以外にもつみたてNISAやiDeCoなどの投資に振り分ける方も多いみたいです。
預金よりも積極的に増やしたい、お金に働いて貰いたいという方におすすめです。
- 将来の資産形成を目指したい方
- リスクを理解した上でお金を増やしたい方
- 自分で投資信託の商品を選んで管理できる方
- 老後など長期間のお金を貯めたい方



1つの貯金方法にとらわれず、生活防衛費は貯金口座で貯めて、自動車関連費は積立、住宅関連費用は財形貯蓄、老後資金はつみたてNISAなど役割を分けて併用すると効果的です◎
先取貯金で貯め体質を手に入れよう
お金を貯めるには「収入>支出」であることが必要です。
そのためにも先取貯金でお金を貯める仕組みを作ることが大切です🙌🏻🤍
収入-貯金=支出



収入から支出を引いて余ったら貯金は貯まりにくいため、先に貯金を確保して残りのお金で生活する先取貯金で確実に貯金を増やして貯め体質になりましょう♪
以上になります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
少しでも参考になれたら嬉しいです🐰🥕
何かご質問があればコメントやお問い合わせにてお待ちしております。
今も未来も笑顔になれるために 一緒に貯め体質になりましょ~🥰
今日も家計管理お疲れ様でした🫱🏻🫲🏻💓
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